クラウドコンピューティングが教務システムという分野で思うより普及しない理由

クラウドコンピューティングが教務システムという分野で普及しない理由は何なのでしょうか?

その理由は大きく、カスタマイズ不可と実行環境そしてセキュリティという3つの問題に分けられます。
これらの問題をいかにクリアできるかが、今後の課題となっているものと思われます。

## 【カスタマイズが出来ないもしくは限られる点について】※問題→大

教務事務システムは、入試・学籍・履修・出欠・成績・保健・就職・証明書などのサブシステムで構成されることがほとんどです。 この中で特に入試・履修・出欠・成績に関しては、会計などの一般的な業務システムと趣が大きく異なります。 それらは、学務規則・履修規程に大きく影響を受けており、また学校の歴史・地域性も関係しており、多くの学校ではそれらの実情に合うように教務システムをカスタマイズしながら運用しています。 しかしながら、クラウドシステムはカスタマイズをせずに使用することが基本です。 すなわち、現時点でそれなりのカスタマイズを施した教務システムを運用している学校様では、カスタマイズが出来ないシステムでは、そもそも運用が出来ないのです。

## 【実行環境について】※問題→中

学校の現場において、グループウエアなど、いろんなブラウザベースのシステムが運用されています。 システムによってはブラウザのバージョンを指定するものもあります。 ブラウザのバージョン指定が異なるシステムは、1台のPCでは実行できないという状態になります。 これは困ります。

## 【セキュリティ】※問題→学校様次第

昨今のコンピュータウィルスは巧妙化しており、情報漏洩を防ぐ目的で教務システムを稼働しているパソコンからのインターネットアクセス自体を制限している学校様も多く見受けられます。  サービス向上に比例してリスクは伴うものです。 ローカルクラウドという考え方もありますが、それでは今までの学内WEBシステムと何ら変わりはありません。

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