教務システムを選定する際に気をつけるべきポイントはたくさんありますが、「ここを抑えておけば大丈夫」という要所も存在します。
この記事では、教務システムを選定する際に気をつけたい3つのポイントを解説いたします。
1. アフターサポートが充実していること
購入後のアフターサポートが充実していることはとても大切です。買ったは良いが、サポートしてもらえず運用の負荷が高くなりすぎシステムを導入する前よりも業務が大変になった!などとなっては元も子もありません。
サポートの重要性については「「教務システム」を買ってはいけない ―教務システムのアフターサポートの重要性」をご覧ください。
2. 学校独自の運用がカバーできること
学校の数だけ教務は存在します。独自の運用がカバーできるのかというのは、多くの学校様が抱えている永遠の悩みだと思います。実際にシステムでカバーできる部分もあります。
しかし一筋縄ではいかない問題も多くあります。そんなときにカスタマイズの相談に乗ってくれたり、運用方法を二人三脚で考えてくれるアフターサポートの存在は頼りになることでしょう。
3. データの機密性が確保されていること
教務で取り扱うデータは個人情報のカタマリなので、極力手元に置いておきたいですよね。そうすると、学内にサーバーを設置できるC/Sタイプのシステムや、学内で運用できるWebシステムなどを選択することになります。
クラウドシステムは先進的で便利そうなイメージですが、まだまだ技術的に不安定であったり、運用ノウハウが確立されていないため、2014年現在本格的に導入するべきではないです。
データの機密性という観点から見ても、経由するネットワークを少なくするという意味で物理的に近い場所にデータを保管している方が安全です。その場合は災害対策として、併せて遠方にバックアップを保管するサービスなどの利用も考えられますね。
教務システムはサポートが大切
結論としては「教務システムはサポートが大切」ということになります。どんなに優れたシステムでも、サポートが粗末だったり遅かったりすれば、システム全体の価値も下がります。購入してから後悔しても遅いので、購入前からしっかりとサポート体制の充実について確認したいですね。
教務システムの選び方について更に詳しい情報が知りたい方は、「当学に合った教務システムは?教務システムの選び方」も併せてお読みください。